愛知鉄筋業共同組合 若鉄会の活動
若鉄会会長 松本 収
平成2年6月より準備委員会を開き、諸問題も出るなか親組合より指導もいただいて、同年10月20日に第1回総会発足会を迎え、ここに愛知鉄筋業共同組合青年部「若鉄会」が誕生しました。
この当時私は自社に入社して数年しかたっておらず、鉄筋業をいろいろ勉強しているところで、他の同業者のことは全く知りませんでした。初めてお会いする人たちと会を立ち上げていくことの不安も多少ありましたが、会議を重ねるにつれこの様な会の必要性を感じ、新たな友人もでき有意義な時間のなか発足することができました。
毎年総会時に事業計画を立て、工場見学・現場見学・勉強会等を行ない多いに懇親を深め、お互いがライバル会社なのですが「対等に本音の言える会」として発展してきました。
それでは「若鉄会」の主な活動を紹介したいと思います。
発足2年目より親組合の技能検定実技試験の補佐が始まりました。ここ2年ほど受験者の人数が増え3日間の試験日になっていますが、多くのメンバーのお手伝いをいただいております。
平成7年11月に四地区(愛知・近畿・北陸・三重)の青年部との交流が始まり、全鉄筋にも青年部が組織され全鉄青年部連絡会議が発足されました。
平成14年親組合に名古屋刑務所より受刑者の社会復帰のための「職業技能訓練支援活動」の依頼があり、年に3回鉄筋工事に関する学科講習・実技講習の講師として参加をし、大変貴重な体験をしております。
海外研修が平成10年より始まりました。この研修旅行がメンバーの一層のコミュニケーションをとり「本音の言える会」になったのだと言っても過言ではありません。グァム・サイパン・ハワイ・台湾・ラスベガス・ケアンズと行きましたが、毎回いろいろなことが起き話の種が尽きません。そして次回はどこへ行こうか決めるのも楽しみになっています。
最後に若鉄会も18年目を向かえ会員メンバーの平均年齢も高くなり、メンバーの親組合への移行にともない会員数の減少も起きようとしています。そこで、新しい若い力を持ったメンバーを多く入会していただくことが、これからの課題だと思います。